戦後すぐの昭和27年に創業した老舗の呉服屋「ふくや」。着物や和小物が並ぶお店の奥にあるカーテンを開けると、いきなりカフェ空間が広がります。外からは全く想像ができない隠し部屋のような「和かふぇ　ふくや」。飾られた立派な生け花や、壁にかかった美しい着物など、優雅な気分になれる素敵なお店です。

こちらの「手毬弁当」は、まり型の三段になったお重箱におかずが詰められています。一段目は煮物やサラダ、二段目は主にフルーツ、三段目には健康に良いとされる、とろろ昆布、大根おろし、納豆、冷奴などの4品目が並びます。これらが副菜となり、メイン料理はトンカツやハンバーグなど食べ応えがあるお皿が別につきます。

いろいろなおかずを食べ進むたびに、味や食感が舌の上で違う表情を見せてくれます。この雰囲気の中でいただける上に、こちらは丸亀町商店街という繁華街。にもかかわらずランチ550円とは破格です。プラス100円で飲めるコーヒーは、セルフ式のマシンでなんと飲み放題！手毬弁当は1日限定12食と少ないので、確実に食べたいときには必ずご予約を。
（取材：にょろにょろ）