山や田んぼの中に走りぬける電車を間近で眺めることができる大きな窓が印象的な「curry冬椿」。10年前にお店をオープンさせる際に植えた柳の木が、今では大きく成長してシンボルツリーとして美しい景色の一部となっています。

こちらでは夏と冬のネーミングがつけられた二種類のカレーがスタンバイ。「夏カレー」はタイカレーがベースとなったココナッツミルク風味。甘さと辛さが絶妙なバランスで舌を刺激します。一緒に煮込まれたトマトのおかげであっさりと爽やかな後味に仕上がっています。ターメリックライスに散らされた香ばしいフライドオニオンと香り豊かなクミンシードがほどよいアクセント。添えられたさぬきコーチンの手羽元は、まさかの焼き鳥味！甘辛タレ仕立てでうれしい食べ応えです。

もうひとつの「冬カレー」は、やわらかい牛すじ肉のコクと玉ねぎの甘みが楽しめる欧風カレー。馴染み深い味わいながら、スパイシーでオリジナリティが光る一品です。夏と冬、どちらか選ぶのが難しいと悩むこと必至。何人かで行って、食べ比べるのがベストです！（取材：にょろにょろ）