ほかのＪＡ産直と比べると小さめの店構えながら豊富な品揃えでファンも多い「国分寺ふれあい産直市」。地元・国分寺で収穫された野菜や果物、お花はもちろん、和菓子にパン、お弁当に焼きうどん、シフォンケーキにプリンなど他店には負けない、いや、それ以上の商品が店頭に並びます。

お弁当コーナーでひと際目を惹くのが「ジャンボいなり」。約250gもある圧巻の大きさにアナウンサーの植松おさみさんも「おっきょいの～」と思わず声を上げてしまったという「ジャンボいなり」は味も「おいしんで～」！人参、高野豆腐、レンコン、しいたけ、ゴボウなど具材たっぷりのすし飯は、油揚げからはみ出るボリューム。ご飯・油揚げとも甘めの味付けですが、それがなんとも懐かしく、ほっこりする美味しさです。油揚げからジュワッ～としみでる旨さは感動もの。ごろごろ入った金時豆も讃岐ならではの嬉しい味。

「母のおいなりさんが大好きで、その味を今、私が作ってるんですよ」と生産者の藤原セイ子さん。だから、こんなに優しい味なんだと大満足。心を込めて「ごちそうさま」の言葉を伝えたくなりました。
（取材：さくら）