「さぬきこだわり市」という名の通り、スーパーなどでは見かけないこだわり抜いた珍しい野菜が並ぶこちら。中でも5月の連休から収穫され始め、一ヶ月程度の間味わえる「さや大根」は、県内ではあまり馴染みがありませんが、関東のレストランでよく使われる人気の野菜なのだとか。

「さや大根」は菜の花が終わったあとにできる種になる手前の実で、インゲンのような形をしています。やわらかいうちに収穫するので、すじをとったりの処理も必要なく生のままで食べることが可能。「白大根のさや」と「黒大根のさや」の二種類があり、食べ比べてみると白大根のほうはサクサクとした軽快な歯ざわり。黒大根はプクッと肉厚でしっかりした歯ごたえがあります。小さいながらも味はやっぱり大根。黒大根のほうが少し辛味が強めです。そのままサラダにしてもいいし、塩茹でや天ぷらでもおいしく味わえます。

また東京のデパ地下で人気がある「ちびっこり」もさぬきこだわり市が提案した野菜。ブロッコリーの脇目を収穫したもので、全部が緑色の小さなブロッコリーはかわいらしく料理が映えるのだとか。季節ごとに出会える野菜にワクワクするはず！
（にょろにょろ）