看板メニューの「砂ずりの素揚げ」は、店主の渡辺さんが東京に住んでいたときに出会った一品。「これを食べて砂ずりの概念が変わった」という渡辺さんは、足げくそのお店に通うようになり、自分の舌で味を再現することが叶った時に、25歳で「鳥三昧 壱夕」を開店。瓦町に店を構えてから、今では24年目を迎える鳥料理専門店として人気です。

爪楊枝にさして「砂ずりの素揚げ」を一口食べてみると、ずり特有のコリコリした食感と、さくさくした歯切れのよさに痺れるはず。とにかくビールがすすんでしょうがない、一級のおつまみです。厳選した新鮮な砂ずりを丁寧に下処理して素揚げするため、臭みなどが一切なく仕上がるそう。シンプルな味付けゆえに、素材の良さがしみじみと届きます。熱々のうちに七味を軽くつけて食べるのがおすすめ。

他にも、オリジナリティが高い鳥料理が満載。新鮮な朝びき鳥を使用したスパイシーな骨付鳥や、艶やかな肉の弾力を味わえる鳥刺しもぜひオーダーしたい人気メニュー。舌を飽きさせない、さまざまな鳥料理を満喫できます。
（取材：にょろにょろ）